2015年3月26日木曜日

アトピーの本当の原因とは?① カビ・細菌・ダニについて



アトピーの本当の原因は?


僕はアトピーの原因は、カビ・細菌・ダニなどによる体の一部の感染だと考えています。
いくつか理由があります。まず、これらの微生物は機密性の高い現代の住居においては、非常に多く発生してしまっていることがあります。(参照 : 現代は本当に清潔か? 衛生仮説を信じるとアトピーは治らない)
その場合、僕たちはカビや細菌・ダニに囲まれて生活することになってしまっており、常にそれらと接する状態になったしまっているのです。


そして、水虫の原因がカビであることや様々なカビ・細菌の感染症があることからわかる通り、これらのものは人の体に住み着いて繁殖するのです。(ダニはよほどのことがないと住みつかない気もしますが)
そのため、疲れで免疫力が低下した時や、抗生物質の使用により体の常在菌のバランスが崩れた時には居住空間で発生したカビや細菌が体内や肌で繁殖してしまう可能性が多分にあるのです。


また、これらの感染は免疫で治るものならば、一時的なもので終わりますが、水虫やカンジダ症などのようになかなか治らず慢性化することがあります。


ステロイドや免疫抑制剤で感染が進行する

このように体に感染が起こっているにもかかわらず、それに気がつかず、ステロイドや免疫抑制剤を用いることにより感染が進行し、免疫がそれに対してなんとか対処しようと頑張っている状態が現代で多く起こっているアトピー呼ばれているものの実態なのではないかと思います。

そして、アトピーの人がほこりや花粉に反応しやすいのも、体がカビや細菌にピンポイントに免疫を作動させられるとは思えないので、カビや細菌への免疫を強化するのに連動して他のたくさんの物質に対しても敏感になるためだと考えています。

以上のようなことから、私はアトピーがカビ・細菌・ダニなどによる体の一部の感染
によるものだと考えているのです。


なぜそう思ったかようになったか - きっかけ

最初にそう考えたのは、アトピーを治すための試行錯誤として、バンドエイドのキズパワーパッドで傷の治りがかなり早くなるということを聞き、これを使って傷をどんどん直していけばアトピーが治るのではないかと思い、これに手を出したときでした。


傷の治りが早くなりアトピーが改善するのではと期待していましたが、結果は真逆、全く良くならず、アトピー部分が膿んでしまったのです。
僕は大変なショックを受けましたが、何か心に引っかかるところがありました。それから、僕はアトピーと細菌の関係を意識するようになったのです。



アトピーと細菌との関係

意識して、いろいろな情報を見てみると殺菌によりアトピーが治ったという話は多数でてくることがわかりました。さらに黄色ぶどう球菌とアトピーの関連などは、様々なところで指摘されており、アトピーの原因の一つと考えられていることをしりました。そこで僕はその話にとびつき、殺菌・消毒に興味を持つようになり、マキロンからオキシドールから様々な消毒薬を試すようになりました。



しかし、一向に治らなかった



そして、様々な薬や消毒方法を試していくうちに、ある種の消毒方法がアトピーの症状がよくなることがしばしばあることがわかりました。

しかし、それだけではダメだったのです。
消毒により一時的に症状が良くなっても、再発することもあれば、長いあいだ消毒を続けるうちに、効果が薄らいでいくこともあり、結局のところアトピーが治ることはありませんでした。


水虫?ってなんだ?

そして、ある時、偶然に水虫がカビが原因で起こっているという話を聞きました。
僕は引っかかるものがあり、水虫についてしらべました。
そうすると非常に興味深いことがわかったのです。


水虫の原因は白癬菌と呼ばれるカビ、すなわち真菌の一種であり、皮膚の中に入り込むことがあり、非常に治すのが難しいといこと。


また、足以外にも感染することがあり、たむしなど別の呼ばれ方をする。
さらに、カビに感染した場所は皮膚が弱くなり細菌が繁殖しやすくなる。
そして、体に感染するカビは白癬菌以外にも様々な種類があり、カンジダ菌などは口内や鼻腔、腸内で繁殖することもあるということを知りました。



点と点がつながる



ひょっとして、細菌やカビ、ダニなどが複合で体に入ってきており、それらの組み合わさることによって発症しているのではと思いました。
カビにより細菌が繁殖しやすくなり、それにより、またカビも繁殖しやすくなり、そして、それによって免疫が過敏になりダニに反応するようになり、それにより荒れた肌にまた細菌が・・・みたいな悪循環が起きてる?

そして、そう考えるとアトピーに関して起こっている色々なことが説明できるような気がしました。



一時的に良くなっても、カビは皮膚の中で生き続け体が弱った時に、再びでてくるので、ステロイドで一度抑えてもまた再発するのでは?
そして、ステロイドで炎症を抑えている間、炎症がないのをいいことにカビや最近の新色が進行してしまうからステロイドの長期使用で悪化することがあるのでは?


多くの皮膚の消毒は細菌には効果的でもカビにには効かないなどのことから消毒は効果はあっても完治には至らないのでは?
また、真菌と疑っていても、抗真菌剤だけの使用では、殺せない細菌が代わりに繁殖することによって治らないのでは?


ある種のカビや最近が鼻腔で繁殖することがあることも、アトピーと鼻炎を両方持っている人が多いことから、納得するところがありました。


それにより免疫が敏感に?

そう考えると、僕にはカビや細菌・ダニがアトピーの原因であり、それにより、それらのものに対して免疫を強化するというのは自然なことであろうと思いました。


そして、その免疫強化により、その他のもの、例えばほこりや花粉などの物質に対しても免疫が敏感働いてしまうのはありそうな話だと思ったのです。


ほこりや花粉に反応するのが誤解のもとになってないか?

そして、僕は免疫がほこりや花粉などの物質に敏感に働くことが、アトピーがアレルギー反応と深く関わったものとして捉えられる原因となりアトピーの本当の原因を見えなくさせていると思うのです。


確かに、アトピーが過剰なアレルギー反応であるのならば、プロトピックやシクロスポリンなどを使って免疫を抑える、もしくはステロイドで肌を一時的に回復させるというのは自然な解決策に思えます。



but...

しかし、それが、カビや細菌からの感染を防ぐための本当に必要な、免疫反応だったとしたらどうなるでしょうか。


ステロイドやプロトピックなどで、症状が回復せず多数の問題が生まれている今、僕は現状の一般的なアトピーに対する考え方に疑問を持たなくてはいけないと思うのです。



本当にアトピーを治す方法

以上のような、考え方をもとに長い時間の試行錯誤を経て、僕はアトピーを完治させることができました。
基本的に僕がアトピーを治すために用いた方法はすべて、この考えに基づいて、細菌・カビ・ダニを生活環境や体からどう取り去るかということについてのものです。これらの方法は僕のアトピーに素晴らしく良い効果をもたらしました。


その方法を、なるべく多くの人に伝えて、少しでも多くの人の助けになればと思っています。


考え方を変えればアトピーは治ります。
変えていく力になれることを強く願っています。



アトピーの本当の原因② なぜ医者はアトピーが治せないのか








0 件のコメント:

コメントを投稿