2015年3月28日土曜日

アトピーは掻くべきか掻かざるべきか

To scratch or Not to scratch



アトピーの話をしているとしばしばでてくる話題にアトピーは掻いてよいのか、我慢するのが良いのかという議論があります。

ちなみに、ネットを見ると主流は掻くべきではないというものです。




大体生活において感じるのも一緒ではないでしょうか。
親から掻くなと言われたり、子供が掻いていると止めたくなる人も多いのではないでしょうか。
僕もよく止められました。


一方で、アトピーは掻いたほうが良いという意見もあります。



こっちのほうが少数な感じですかね。


そもそもかゆみの原因は?かゆみ抑えていいの?



かゆみが出るからかゆみを我慢する、抑えるというのはものすごく安直な対症療法です。現代において医者がこのようなことを言っているのは非常に不思議に思います。


かゆみは体についた異物を取り除くための反応ですので、かゆみを抑えれば、その異物がどうなるのかということは当然気になることだと思います。
掻かない方法を紹介している人はどう考えているのでしょうか。

アトピーは体の異常なアレルギー反応だから、かゆみを無視しても影響なしと決め込んでいるのでしょうか。
僕はこれはかなり乱暴な考え方だと思います。
アトピーのメカニズムが完全に解明されない限り、かゆみを無視していいのかはわからないはずです。



結局どうするべき?


僕はアトピーの原因はカビや細菌・ダニなどによる体の部分的な感染だと思っています。

ですので、かゆみを抑えるとカビにや細菌による侵食がさらに広がる可能性があると思います。
しかし、ながらアトピーで皮膚科にかかると通常なんの検査もなくステロイドを処方されると思います。僕はいくつも皮膚科に通いましたが、ほとんどのところで何の検査もなくアトピーと診断され、後はステロイドとプロトピックの種類を選びかゆみを抑えていく治療を受けました。
今考えると、これは非常に危険なことであると感じます。


僕はかゆみが出たらそれはもうしょうがないので、掻くしかないと思います。問題はそこではなく、なぜ、かゆみが出たのか、そしてそれを改善するためにはどうするべきなのかだと思います。
その場の掻くべきか掻かないべきかはさして重要ではありません。



そしてかゆみの本当の原因を改善するためにいくつかの方法を提案しています。


一つ一つ良く考えていけば必ず、一人一人に正解が見つかるはずです。

アトピーの本当の原因とは?② なぜ医者はアトピーが治せないのか

アトピーの本当の原因とは?①に書いた通り、僕はアトピーの原因をカビ・細菌・ダニに複合的に体の一部が感染し、それにより免疫が敏感になっていることだと考えています。

①を読んでいただければ、その考えにより、現代でアトピーに関して起こっていることのある程度は説明できることがわかると思います。また、私はその考え方になってから、症状を改善する方法をいろいろ見つけることができました。そして、最終的には再発しない状態になっており、完治と考えています。


今回は、それをベースにして、なぜアトピーが治らない病気になってしまっているのかを書きたいと思います。




なぜ医者はアトピーを治せないのか

アトピーは医者に行っても、まず治らない病気の一つです。それどころかステロイドやプロトピックによる対症療法が長引く結果、症状が悪化するというケースがしばしば起こります。

しかしながら、優秀な医者がたくさんにる日本で、なおかつ医学がどんどん進歩している昨今においてなぜアトピーが治らないのでしょうか。


医者は細菌やカビ・ダニなどの感染は完璧に治せる

皮膚科の医者は、肌のカビや細菌、またウィルスなどの感染に関しては、その検査から、薬の処方まで完璧に行うことができる上、最新の非常に強力で効果的な薬を使い、感染を取り除き症状を完治させることができます。

現代の医者は非常に優秀なのです、皮膚の病気に関しては様々な知識を持っていますし、最先端の技術を使い、それらを治すことができるのです。


ではなぜアトピーは治せないのか




それでは、アトピーがカビや細菌が原因だとしたら、なぜアトピーは治せないのか。それはシンプルです。患者の住環境を変えることができないからです。
もともと、アトピーになるということは生活している環境中にカビや細菌があるのです。逆に生活環境と関係ないところで偶発的にもらってきたカビや細菌・ウィルスによる感染ならば医者がすぐに完璧に治してくれるでしょう。再発もしません。


医者は患者の体へは直接、強力にいろいろな治療ができるのですが、患者の住環境をチェックして、そもそも何が原因となって体がそのような状態になったのかを調べることはできません。そのような状況で体の症状にだけ対処しても治りが非常に悪い、もしくは、再発が頻繁に起こることになってしまうのです。


そして、それが繰り返されれば、医者も対応が間違っていたと考え、症状の原因が細菌やカビなどではなかったと考えるようになり、その結果、何かの物質に対するアレルギー反応だというような、実質何もわかりません状態の診断をするようになるのです。そして、その場合、薬はとりあえず皮膚を綺麗にするステロイドなどの薬が出されることになり、本当の原因は放っておかれ、症状は治ることなく、もしくはさらに悪化して悲劇的な状態に陥るのです。


しかし部屋は綺麗にしている?

それでも、アトピーの人、アトピーの子供の親御さんは掃除は普通以上にしっかりやっていて、そんな不衛生な環境になっていないと思われる方もいるでしょう。しかし、実際にカビや細菌・ダニがいないことを確認した人はほとんどいないのではないでしょうか?

住環境を直すことは本当に難しいのです。僕は布団は頻繁に干して掃除機もかけていましたが、ダニの検査をしたらダニが多量に発生しいることがわかりました。そして、調べるうちに布団干しや掃除機は努力している気分になるだけで気休め程度の効果しかないことを知りました。

エアコンも高圧洗浄をたまに頼んでいましたが、高圧洗浄だけでは掃除できない部分があり、エアコンを取り替えるときに、奥にカビがあったことがわかりました。

他にも気をつけなくてはいけないことはやまほどあります。

掃除に関しては自己満足ではだめなのです、本当に変えるならば、合理的なやり方で根気強く改善を繰り返していかなくはいけません。




それではどうしたら良いか

医者は住環境には対処できないですし、現状でそのようなことをやってくれる組織やサービスはないと思います。難しくても自分で対処していくしかないのです。
しかし、安心して欲しいのですが、対処はできます。
僕はそれに長い年月をかけて、経験を積み重ねてきましたし、ネットにもさまざまな情報がでています。冷静に取り組めば必ず、効果的な取り組みを行っていくことができますし、その結果アトピーを完治させることができます。



アトピーは必ず治る



多くの方の助けに少しでもなるため、僕がアトピー完治させた方法を役立つ形で詳細に書いていきたいと思います。これを見て取り組むことで必ず、完治させることができると思っています。


アトピーを治すことで僕は人生が変わりました。
旅行に行き、恋愛をして、話題の食べ物を食べて、好きなブランドの服を切れるようになりました。
それらのことは、昔は遠いもの思えましたが、実は僕のすぐ近くにあったことが今ならわかります。

多くの人に同じように助けになれることを祈っています。

2015年3月26日木曜日

アトピーの本当の原因とは?① カビ・細菌・ダニについて



アトピーの本当の原因は?


僕はアトピーの原因は、カビ・細菌・ダニなどによる体の一部の感染だと考えています。
いくつか理由があります。まず、これらの微生物は機密性の高い現代の住居においては、非常に多く発生してしまっていることがあります。(参照 : 現代は本当に清潔か? 衛生仮説を信じるとアトピーは治らない)
その場合、僕たちはカビや細菌・ダニに囲まれて生活することになってしまっており、常にそれらと接する状態になったしまっているのです。


そして、水虫の原因がカビであることや様々なカビ・細菌の感染症があることからわかる通り、これらのものは人の体に住み着いて繁殖するのです。(ダニはよほどのことがないと住みつかない気もしますが)
そのため、疲れで免疫力が低下した時や、抗生物質の使用により体の常在菌のバランスが崩れた時には居住空間で発生したカビや細菌が体内や肌で繁殖してしまう可能性が多分にあるのです。


また、これらの感染は免疫で治るものならば、一時的なもので終わりますが、水虫やカンジダ症などのようになかなか治らず慢性化することがあります。


ステロイドや免疫抑制剤で感染が進行する

このように体に感染が起こっているにもかかわらず、それに気がつかず、ステロイドや免疫抑制剤を用いることにより感染が進行し、免疫がそれに対してなんとか対処しようと頑張っている状態が現代で多く起こっているアトピー呼ばれているものの実態なのではないかと思います。

そして、アトピーの人がほこりや花粉に反応しやすいのも、体がカビや細菌にピンポイントに免疫を作動させられるとは思えないので、カビや細菌への免疫を強化するのに連動して他のたくさんの物質に対しても敏感になるためだと考えています。

以上のようなことから、私はアトピーがカビ・細菌・ダニなどによる体の一部の感染
によるものだと考えているのです。


なぜそう思ったかようになったか - きっかけ

最初にそう考えたのは、アトピーを治すための試行錯誤として、バンドエイドのキズパワーパッドで傷の治りがかなり早くなるということを聞き、これを使って傷をどんどん直していけばアトピーが治るのではないかと思い、これに手を出したときでした。


傷の治りが早くなりアトピーが改善するのではと期待していましたが、結果は真逆、全く良くならず、アトピー部分が膿んでしまったのです。
僕は大変なショックを受けましたが、何か心に引っかかるところがありました。それから、僕はアトピーと細菌の関係を意識するようになったのです。



アトピーと細菌との関係

意識して、いろいろな情報を見てみると殺菌によりアトピーが治ったという話は多数でてくることがわかりました。さらに黄色ぶどう球菌とアトピーの関連などは、様々なところで指摘されており、アトピーの原因の一つと考えられていることをしりました。そこで僕はその話にとびつき、殺菌・消毒に興味を持つようになり、マキロンからオキシドールから様々な消毒薬を試すようになりました。



しかし、一向に治らなかった



そして、様々な薬や消毒方法を試していくうちに、ある種の消毒方法がアトピーの症状がよくなることがしばしばあることがわかりました。

しかし、それだけではダメだったのです。
消毒により一時的に症状が良くなっても、再発することもあれば、長いあいだ消毒を続けるうちに、効果が薄らいでいくこともあり、結局のところアトピーが治ることはありませんでした。


水虫?ってなんだ?

そして、ある時、偶然に水虫がカビが原因で起こっているという話を聞きました。
僕は引っかかるものがあり、水虫についてしらべました。
そうすると非常に興味深いことがわかったのです。


水虫の原因は白癬菌と呼ばれるカビ、すなわち真菌の一種であり、皮膚の中に入り込むことがあり、非常に治すのが難しいといこと。


また、足以外にも感染することがあり、たむしなど別の呼ばれ方をする。
さらに、カビに感染した場所は皮膚が弱くなり細菌が繁殖しやすくなる。
そして、体に感染するカビは白癬菌以外にも様々な種類があり、カンジダ菌などは口内や鼻腔、腸内で繁殖することもあるということを知りました。



点と点がつながる



ひょっとして、細菌やカビ、ダニなどが複合で体に入ってきており、それらの組み合わさることによって発症しているのではと思いました。
カビにより細菌が繁殖しやすくなり、それにより、またカビも繁殖しやすくなり、そして、それによって免疫が過敏になりダニに反応するようになり、それにより荒れた肌にまた細菌が・・・みたいな悪循環が起きてる?

そして、そう考えるとアトピーに関して起こっている色々なことが説明できるような気がしました。



一時的に良くなっても、カビは皮膚の中で生き続け体が弱った時に、再びでてくるので、ステロイドで一度抑えてもまた再発するのでは?
そして、ステロイドで炎症を抑えている間、炎症がないのをいいことにカビや最近の新色が進行してしまうからステロイドの長期使用で悪化することがあるのでは?


多くの皮膚の消毒は細菌には効果的でもカビにには効かないなどのことから消毒は効果はあっても完治には至らないのでは?
また、真菌と疑っていても、抗真菌剤だけの使用では、殺せない細菌が代わりに繁殖することによって治らないのでは?


ある種のカビや最近が鼻腔で繁殖することがあることも、アトピーと鼻炎を両方持っている人が多いことから、納得するところがありました。


それにより免疫が敏感に?

そう考えると、僕にはカビや細菌・ダニがアトピーの原因であり、それにより、それらのものに対して免疫を強化するというのは自然なことであろうと思いました。


そして、その免疫強化により、その他のもの、例えばほこりや花粉などの物質に対しても免疫が敏感働いてしまうのはありそうな話だと思ったのです。


ほこりや花粉に反応するのが誤解のもとになってないか?

そして、僕は免疫がほこりや花粉などの物質に敏感に働くことが、アトピーがアレルギー反応と深く関わったものとして捉えられる原因となりアトピーの本当の原因を見えなくさせていると思うのです。


確かに、アトピーが過剰なアレルギー反応であるのならば、プロトピックやシクロスポリンなどを使って免疫を抑える、もしくはステロイドで肌を一時的に回復させるというのは自然な解決策に思えます。



but...

しかし、それが、カビや細菌からの感染を防ぐための本当に必要な、免疫反応だったとしたらどうなるでしょうか。


ステロイドやプロトピックなどで、症状が回復せず多数の問題が生まれている今、僕は現状の一般的なアトピーに対する考え方に疑問を持たなくてはいけないと思うのです。



本当にアトピーを治す方法

以上のような、考え方をもとに長い時間の試行錯誤を経て、僕はアトピーを完治させることができました。
基本的に僕がアトピーを治すために用いた方法はすべて、この考えに基づいて、細菌・カビ・ダニを生活環境や体からどう取り去るかということについてのものです。これらの方法は僕のアトピーに素晴らしく良い効果をもたらしました。


その方法を、なるべく多くの人に伝えて、少しでも多くの人の助けになればと思っています。


考え方を変えればアトピーは治ります。
変えていく力になれることを強く願っています。



アトピーの本当の原因② なぜ医者はアトピーが治せないのか








2015年3月24日火曜日

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」のススメ 後編

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」前編 / 中編 でアトピーを治すにはまず、「引っ越し」をするべきだと書きました。
今回は後編として、さらにその詳細を書きたいと思います。






引っ越しとともに注意すること
また、同時に重要なことがあります。引っ越す際には、頻繁にカビや細菌の温床となっているエアコン・洗濯機を変えて欲しいのです。エアコンは古いものだとほぼ必ずカビが生えています。その環境にいれば毎日一定量のカビを浴びていることになります。


さらにひどいことに、エアコンは通常の高圧洗浄ではカビが落ち切りません。エアコンは完全分解洗浄をしないと汚れが取れない部分があるので、非常に厄介です。なるべく新しいエアコンがあるところが望ましいです。新築ならばいうことありません。


また、洗濯機もカビ・細菌が発生しやすいところです。洗濯機は除菌する薬剤が売られており、ある程度効果的なので、引っ越す際に古い洗濯機を持っていく場合は確実にそれらの薬剤での掃除をしなくてはいけません。


風呂場やキッチン・トイレの水周りも同様に重要です。
いずれの場所にもカビがないことを確認してください。風呂場は換気口などが見落としがち、トイレはタンクの中にカビが生えていることもあります。



また、布団もダニやカビが発生しやすいところなので、注意しなくてはいけません。引っ越す際には新しい布団を用意するべきです。


団をよく干している・布団乾燥機や掃除機を頻繁にかけているなどの理由から、ダニが発生していないと思っているケースがありますが、基本的にそれらのことはダニを減らすのにそこまで有効ではありません。
布団も一緒に新調して様子をみるのが望ましいです。




新築などのところは化学物質が不安?

新築や築浅のところというのは一部のアトピーの人は化学物質の観点から敬遠しがちです。


事実、僕は小さい頃から自然が大事だと教えられ、化学物質に気をつけるように教えられてきました。そのため、新しい家などは嫌悪感があり、避けながら成長してきました。


しかし、よく考えればその間アトピーは消えず、いくら自然のもの・天然のものにこだわっても改善する兆しすらありませんでした。


それから、考え方を変えて、色々なものを試してみなくてはと思い、行動するようになり僕の人生は変わりました。

新築のところに行くのは小さいことから教えられてきたことに背くようですごく抵抗がありました。しかし、意を決してチャレンジして、自分の本当のアトピーの原因がわかってくくるようになりました。


僕とは原因が全く異なり、逆に悪化する人もいるかもしれません。しかし、悪化すれば、それは一つのヒントとなり、次に考えを発展させて良いところが選べると思います。






新たな挑戦へ
だから、他の人にも試して欲しいのです。僕の方法が効かない人もいるかもしれません。それならば、新たに考えを出し、また試せば良いのです。


その一歩になれば幸いと思います。僕はこの方法をそのままやるだけでかなり多くの方に効果があると思います。ぜひ試してもらいたいです。

2015年3月23日月曜日

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」のススメ 中編

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」前編 でアトピーを治すにはまず、「引っ越し」をするべきだと書きました。
今回は中編として、その詳細を書きたいと思います。







なぜ引っ越しが効くのか?
アトピーにはカビや細菌などの感染が非常に関わっています。
アトピーの患者の肌に細菌が繁殖していることが多いことや、カビによる感染をしやすいことは様々なところで言われていると思います。
僕はこう考えます、


アトピーの人は、体のどこかが細菌やカビに侵されかかっているのでは?
ある場所が感染しそうであれば、それらのものに対する免疫は強化されて当然なのではないか。


このことは全くではありませんが、あまり言われてないと思います。
実際そう考えている人も少なかったのではないでしょうか。


しかし、こう考えるとアトピーの人に他の細菌やカビの感染の症状である
水虫や蓄膿、カンジダ症などの症状があることが多いのも納得できます。



ではどうするか

もし、先の考え方の基で話を進めれば、アトピーを治すためには、まず、環境中の細菌やカビをコントロールすることが重要です。しかし、これは非常に多くのところで言われていることだと思います。そんなことは、アトピーの人なら誰でもやっていると思われるかもしらまんせん。


住環境をコントロールすることの難しさ

僕は住環境のカビや細菌をコントールすることがいかに難しいことかをこの10年で思い知らされました。
それについても、山ほど書きたいことはあるのですが、それはまた後でにしたいと思います。とにかく、現状の住環境の改善を始めるとかなり長い時間がかかってしまうのです。
その間に、本当はこんな方法効かないのではという考えが頭に浮かび、
効果を実感する前にやる気が落ちていってしまいます。

それよりも先に、僕のオススメがまず引っ越しなのです。
これは今の住環境を改善するよりはるかに確実にこの考え方が自分に当てはまるのか
判断することができます。






どこに引っ越すか
まず、僕がお勧めする条件は新築・築浅の場所への引っ越しです。
これは、部屋に、ダニや菌・特に一番対策がしにくいカビが発生している可能性が少ないからです。


前述の通り、カビや細菌はアトピーを対策する上では最も気にしなくてはいけないものです。特に鼻炎や脂漏性皮膚炎・手湿疹や水虫・カンジダなどと併発している人はカビの感染の可能性が高いと思われますので、特に気をつける必要があると思います。

最近では、ステロイドだけでなくプロトピックやネオーラルなども治療に使われているようです。どうも、その根本にはアトピーが過剰なアレルギー反応であるというような前提があるように思います。だから、免疫を抑制しても特に問題がないと思っているのではないでしょうか。


先に書いた通り、僕はアトピーの人の多くはカビや細菌が体の一部、皮膚や鼻の面膜、口内や腸内に侵食されているのではないかと思います。たまに、アトピーで体から異臭がする人がいますが、異臭は細菌やカビなどの人体にとって脅威となるものを察知するために人間が備えたセンサーです。アトピーの人が感染している可能性を示していると思い


以上のように考えると、アトピーを治すためには、まずカビや細菌が環境中に少ないところに引っ越すことが重要です。それには、それらが発生している可能性が少ない新築や築浅のところへの引っ越しが良いのです。

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」後編に続きます






2015年3月18日水曜日

本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」のススメ 前編







誰もやらないが最も効くアトピーの治し方
まず、僕が確信している一番有効な話から始めたいと思います。
最も有効であるのに、これを実際にやる人は少ないのです。

身も蓋もなく聞こえるかもしれませんが、先入観なく聞いて欲しいです。
アトピーを治すのに最も手っ取り早く効果的な方法は「引っ越し」です。




近所で良い、住環境を変えることが重要
何も遠くの田舎に引っ越せというわけではありません。
今の家の近くで良いのです。


学校や仕事を辞めて田舎や空気のきれいなところに行く必要なんか全くありません。
 中には、今住んでいる町そのものが自分に合っていないから、田舎など遠くへの引っ越しが必要と考えている人もいるのではないかと思いますが、
僕の経験からすればそれはありません。


僕は小さい頃は田舎に住んでいたがひどいアトピーでした。今は都会に住んでいますが、全く健康体です。町を見渡せば健康体の人がはるかに多いはずです、街そのものが悪いなんて馬鹿げていると思いませんか?




アトピーは異常ではないし、体がおかしいのではない
僕が思うに、その根底にある思想はこういうものです。
 「アトピーの自分は普通の人とは違う。普通ではない何かの異変が体にある。」
何を隠そう、僕は昔ずっとそう思ってきました。普通の人とは違って生まれてきてしまったのだろうと。

 しかし、それはまったく間違いです。
僕はこれを何よりすべての人に伝えたい。アトピーは体を守るための正常な働きであり、同じ状況になればほとんどすべての人が同じ症状になります。

アトピーの人は普通の人と何も変わらないのです。
何も重い病気や異変を背負って生まれたわけではないのです。
ほんの少し環境が悪かったのです。
そしてだからこそ、ただしくやれば驚くほど簡単に変わるはずです。


なぜこの方法が効くのかと思うと思いますので、また、理由や引っ越す際の
注意しなければいけない詳細などは、別に書きたいと思います。



本当に変わるのを味わってほしい
僕はアトピー治療において一番重要なことは治ることを知ることだと思います。
最悪なにをすれば治るかを知っていることは大きな強みになります。
僕は、アトピーをなんとか直さなくてはと思い、住環境の影響がどれくらいあるのかを調べるため、いくつかのところに引っ越しをするうちにアトピーが劇的に改善し、アトピーが治るんだということを確信しました。
その後、完全に治すために、何が効いたのということを徹底的に考え、様々なことにトライすることとなりました。

その後、アトピーが悪化した時も、最悪どうすれば治るかわかっていたので、落ち着いて一つ一つ原因を考えながら行動することができました。
このことが僕がこの方法を進める一番の理由です。

引っ越して良くなることがわかれば、また元の家に帰って悪化しても大して問題に思いません。環境を変えていけば良くなることはわかっているのですから、ゆっくりトライしていけばよいのです。


本当に行ってみてほしい
この方法は非常に効果的です。しかしながら、投資が必要なためか、大変だからか実行する人は少ないです。勧めた人でも実行する人は一握りですが、本当に有効なのでまずこれを勧めたいと思います。


本格的に引っ越さなくても、半年くらい試しで動いてみるのがいいと思います。
そして、住環境を変えながら自分には何が向いていて何が向いていないのかを見定めていくことが重要です。しかしながら、あれやこれやと小さく変えていると途方もない時間がかかってしまいます。それなので、まずは、生活環境を丸ごと変えながら様子を見ていくこと、これが本当に大事なのです。






アトピーを超えて人生を変える
アトピーを治すことは人生に関わる重要なことです。何か世間ではガンなどのように思い病として扱われない節がありますが、僕は身を持ってアトピーが本当に辛いものであることを知っています。アトピーを治すことはものすごく価値 があるのです。アトピービジネスのしょうもない商品にお金をかけるくらいならば引っ越してみるといいと思います。



住環境で重要なのは、ものすごく基本に立ち返りますが、ダニ・カビ・細菌・その他化学物質などの状態です。これらのものは部屋に依存して多いところにはものすごくあふれているはずですが気にしないと意外にわからないものです。


そして、アトピーには住環境と体の状態の両方をケアしなくてはいけませんが、
まず、絶対的に必要なのは住環境です。体の状態に手をつけるのは住環境が整ってからです。

その他、詳細はたくさんありますので、また書いていきたいと思います。



本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」  中編
本当に効くアトピーの治し方 「引っ越し療法」  後編に続きます


2015年3月16日月曜日

はじめに







アトピーは治る


僕は物心がついた頃かアトピーで、
昔は自分の肌を見ながらなんで、こんな風なのなかと
来る日も来る日も考えていました。


それから20年近く、いくつも病院に行き、山ほどの薬・サプリを試し、
脱ステロイドや食事療法なんかも、考え尽くしてやり尽くして、

紆余曲折の末に完治させることができました。
今は温泉に行ってもプールに行ってもアトピーだったとはわかりません。


アトピーがひどい時には深刻になって、目の前が真っ暗になることもありますが、
自分の特性がわかってくると、意外なほどあっさりと治ります。







人生は変わります、ほんのすこしのことで

街行くアトピーの人を見ると、力になれるのにと声をかけたい衝動に
かられます。だから、ブログでなるべく多くの人に
自分なりのやり方を見つけることで必ず、治るということを伝えたいです。

アトピーは人生を閉ざすほど深刻な病気ではないです。いくつかのボタンを
ただしくかければ意外なほど簡単に消えてなくなります。



今では、外でお酒を飲むのも躊躇わなくなりました、半袖を着て外にでるのも
気にならなくなりました。旅行にも気軽にいけるし、海に行くのも
楽しみになりました。好きなブランドの店にも気にせず入れるし、
洋服の素材や形も好きなものを着れます。





アトピーで閉ざされていることは、すぐ近くにあります


僕は何回か壮絶なアトピーの症状も経験して、今それを振り返って、
少しでも多くの同じ境遇の人の力になりたいと強く思いました。
だから、自分のアトピーの治し方をここに書き、一人でも多くの人の
力になれるように努力したいと思っています。


ぜひ、これを見たら、どうせだめだと思わずに、試してみて欲しいです。
一つ一つのことが僕が20年の中で試行錯誤し、一喜一憂して
出会ってきた方法です。



一人でも多くの人のアトピーが完治することを願って。