2015年4月16日木曜日

アトピー治療としての掃除 浴室編






浴室は住居の中でもっともカビ・細菌が発生しやすい場所です。毎日非常に高い湿度になるため、カビ・細菌を防ぐのは難しく多くの家庭で風呂にカビ・細菌の発生があります。

また、浴室は汚れや皮脂を落とした後の無防備な肌が露出するところなので、カビ・細菌の発生があるとそこにカビや細菌が直接触れてしまうことになり、強烈な免疫反応を引き起こすことになります。

そのため、アトピーを治すにあたって、浴室を清潔に保つことがとても重要なのです。



生えているカビ・細菌を落とす

浴室はカビ・細菌の巣窟です。すこしでもいるようなら徹底的に掃除しなくてはいけません。



塩素系カビ取り剤

まずは、塩素系のカビ取り剤の使い方について。
浴室のカビ対策サイトを紹介します。
塩素系の代表はカビキラーでしょうか。

壁や床、広く使いたいところには通常のカビキラー。



天井近くなど、垂れてきてしまうところや、タイルの目地にはジェル状になっているものを用います。



10から30分置いてから水で流せば、カビが落ちます。
塩素系は換気は必須、皮膚につかないように手袋などしっかりして行ってください。

以上が、塩素系。塩素系は酸性の洗剤とまぜると有毒ガスがでるので使用は要注意ですが、とても良く落ちます。


酸素系カビ取り剤

また、塩素系以外だと酸素系漂白剤を使っても掃除できます。
僕は重曹と過酸化ナトリウムと水を混ぜてペースト状にしたものをよく使いました。




過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主な成分で、
水に混ぜると強力な殺菌効果を持つので、壁などに塗るために重曹と水を混ぜて、カビに塗り、10から30分したら水で洗い流すとカビが落ちます。


気をつけるところ

すぐカビが見える壁やタイルの目地なのの他に排水溝も徹底的にやったほうが良いです。
塩素系パイプクリーナーで掃除すれば基本ピカピカになるはです。




しかし、どうしても落とせないところも・・・

浴室で難しいのは、なんといっても換気扇の中にカビが生えた場合です。僕は過去に一回経験があって、お手上げ状態でした。結局、引っ越すことで回避して、それから換気扇だけには絶対カビを生やさないように換気は徹底的に気をつけることにしてます。



カビを予防する

加えて、カビを落としきった後は、カビの予防をしておくのが良いと思います。
掃除後の予防方法としては燻煙材系のものとバイオ系のものがあります。


アトピーの方は燻煙材は化学物質のイメージで使いたくないと思うのではないでしょうか。僕もあまり使いたくなかったのですが、カビの方がはるかに体に悪いと考えて、細心の注意を払って使いました。

バイオ系


バイオ お風呂のカビきれい

バイオ系の商品は細菌たくさん売っています。カビを抑えるバチルス菌などの菌が入っており、カビを抑制する効果があります。
いずれも、効果はあると思います。



日常的なカビ予防


風呂上りにシャワーで熱いお湯を床や排水溝などにかけておくとカビを減らす効果があります。冷水をかけるのが良いという話もありますが熱いお湯のほうがいいのではないかと思っています。熱いお湯を出すことでシャワーヘッドも殺菌されるので良いと思います。


プラスして浴室は基本的には24時間換気が望ましいです。乾燥する時間を1日1時間は作るようにしないとカビが発生してしまう可能性は高いと思います。逆に、1日一回しっかり乾燥させておけば、カビの菌糸は殺すことができます。カビの胞子は乾燥だけでは殺せませんが、菌糸は乾燥で殺すことができるので、毎日乾燥させるようにすれば、胞子が菌糸になったタイミングで殺すことができるので、カビの発生を抑えることができます。
そのため、風呂は継続的に毎日乾燥させることが重要です。



浴室のカビは本当に重要



浴室のカビは体を洗った直後に皮膚についてしまうので、発生しているとアトピーには致命的なのです。しかも、浴室は家の中でダントツでカビが生えやすい場所なので、かなり力を入れなくてはいけないところです。
浴室のカビを落としたらほとんどアトピーが治ったという話すらあるほどです。



浴室の掃除、しっかりやってみてください。これだけでアトピーが良くなるのを感じる人もいると思います。

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